
私は以前、地方の広告代理店に勤めていました。『詳細 … ノベルティガレージ』
マス媒体を扱った広告はもちろんのこと、イベントやノベルティグッズの提案など、ありとあらゆる広告に携わっていました。
クライアントも多岐に渡っていたので、いろいろな案件がありましたが、夏になると多かったのが、オリジナルのうちわ制作や、オリジナルのTシャツ制作といった話でした。
毎年必ず制作するクライアントも何社かあって、毎年の恒例行事と化していました。こうした仕事の話を普段から周りの友人にも話していたせいもあるのでしょうが、友人の結婚式二次会で、そうしたオリジナルTシャツが作りたいと、私に引き合いがありました。
制作自体は慣れているので、あとは意向をくわしく聞くだけです。二次会の幹事が発案したというので、この幹事と打合せしました。二次会の開催中だけでも、みな同じTシャツを着ることができたら、会場中に一体感が出ていいんじゃないか、ということで制作することにしました。
二次会の日付と新郎新婦の名を入れてデザインしましたが、男女の好みがはっきり出過ぎないように工夫しました。二次会といえど、百数十人が参加した会でしたが、Tシャツサイズにかなりばらつきがでたため、サイズによって図案の印刷位置が変わってしまったりと、大変な側面もありました。
しかし、みんなに喜ばれることができて、よい思い出になりました。